12月8日(火)
昨日の予選リーグを勝ち残った8名による決勝リーグが行われます。
午前5時よりエサの配布が始まりました。
決勝リーグは、選手8名を2組に分けて、3試合の総当りリーグ戦を行います。
その3試合分のエサとして、オキアミ(ボイル)3㎏板4枚と、アカアミ4㎏板2枚が支給されます。
今日は、昨日と打って変わって、風もなく凪で釣りやすそうです。
【決勝リーグ/第1試合】6:50~8:20(試合時間:1時間30分)
沖ノ島予選代表の宮村さんとの対戦です。
宮村さんとは宿舎の部屋も一緒です。
釣り座を決めるジャンケンに負けて、沖に向かって左側の釣り座にて試合開始です。
潮は沖から当ててきて左方向へ抜けているようで、たのカッパは潮下となりますが、
当て潮が強く磯際を這うように仕掛けが流れていきます。
磯際にはエサ盗りがチラチラと見えており、アタリの無いままツケエが盗られてしまいます。
時折、当て潮が弱まり、若干沖向きに潮が流れますが、なにしろ、ボイルとアカアミのみの
マキエはまったく遠投が効かず、狙ったポイントでマキエとツケエを合わせることが
できずに、数回程訪れたチャンスをものに出来ないまま、前半戦の45分が経過し、
釣り座交替となりました。
後半戦の右側の釣り座は、終始当て潮のみで殆ど釣りになりません。
グレの気配もなく、一回明確なアタリがありましたが、一気に仕掛けを引っ手繰っていく
外道でした。
一方、対戦者の宮村さんは、後半戦の中盤に差し掛かった頃、潮目の中でグレのアタリを
捉えました!
規定サイズの30㎝あるか・ないかの微妙なサイズですが、紛れも無い1枚の貴重なグレ
を取り込みました。
このまま、1試合目は終了となり、検量の結果、宮村さんのグレは29cmで、
規定サイズを満たすことができず、記録上は、釣果なしの引分けとなりました。
しかし、たのカッパの中では、これは紛れも無く負けです。
気を取り直して、2試合目に臨むべく、回収の渡船に乗り込みました。
つづく。