第28回 G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権(その7)

決勝リーグ2試合を終えて、たのカッパは2引き分けです。

今日は、なかなか沖ノ島のグレに出会うことが出来ません。。。



【決勝リーグ/第3試合】10:30~12:00(試合時間:1時間30分)

決勝リーグ最後の第3試合は、マルキューの大会等でも好成績を残している、

京都の上田さんとの対戦です。

釣り座を決めるジャンケンに負けて、沖に向かって左側のつ釣り座からのスタート。

潮は右方向に勢い良く流れており、思いっきり潮上ですが、竿3本程沖を潮目を形成して

グレが食いそうな雰囲気。

しか~し、なにしろマキエが飛びません。。。

ボイルがアカアミの水分でヒタヒタに浸かって、殆ど足元オンリー状態です。


しかも、エサ盗りのオヤビッチャが多く、頻繁にハリ掛かりしてきます。。。

結局、前半はお互い釣果のないまま釣り釣り座交替です。


後半の釣り座は、潮下に加えて、風も背中からと条件は悪くありません。

しか~し・・・、こちらもオヤビッチャかせ多く、少し沖目を狙うとダツがハリ掛かり。

残り時間も少なくなり、何か打開策はないかと廻りを見渡すと、地方寄りの釣り座に

マキエの跡を発見し、もしかしたら、そっちの釣り座でもグレが食うのでは?

と思ったのですが、沖向きの釣り座に比べて潮も見劣りするし、残り時間も少ないので、

このまま沖向きの釣り座を狙ってみたものの、とうとうグレのアタリを捉える事が

できませんでした。


一方、上田さんも釣果なく、たのカッパは第3試合も釣果なしの引き分けとなってしまい、

勝戦への進出も、3位決定戦への進出も無くなってしまいました。


この瞬間、残念な気持ちと、ホッとした気持ちが入り混じった微妙な感じでした。





決勝リーグの3試合を振り返ってみると、グレが食うチャンスは3試合ともに、

どこかに潜んでいたような気がしますが、そのチャンスを活かせなかったのが

今のたのカッパの実力なのです。



残念なのに、ホッとした気持ちを抱きながら、決勝戦を観戦するために、渡船に乗り込んだのでした。

その渡船に乗り込んだときに、沖ノ島に詳しい審査員が一言。。。

「沖にオヤビッチャが多いときは、地方を狙えばグレが食うのに。。。」

先に言ってよ~。






つづく。。。